味覚障害 検査方法

味覚障害とその検査方法と治療方法

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日本における味覚障害の患者数は14万人と推定されており50〜60歳をピークに高齢者に多く女性に多い特徴があります。
原因は様々ですが味を伝える神経の直接的な障害による一次性のものと他に原因が存在して生じる二次性のものと大きく分ける事ができます。
味を伝える鼓索神経は中耳を通るので慢性中耳炎がある場合や中耳病変除去の為に鼓索神経に触れたりすると味覚障害を生じる事があります。
顔面神経麻痺の際に味覚が障害される事もありますが鼓索神経・大錐体神経がともに顔面神経の枝である為です。
また頭部外傷や脳血管障害などにより味覚中枢が障害されても生じます。
薬剤性味覚障害はその原因となる薬剤は様々であり投与中止により多くは味覚が戻りますが回復に時間がかかる事もあります。
舌炎や風邪による咽頭炎などや口腔や喉の病気でも味覚障害が生じます。
味覚に重要である亜鉛が欠乏する事により生じる場合も多いです。
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検査方法は4味を種々の濃度で染み込ませたろ紙を舌の上に置き各々の味に対する味覚障害の程度を調べます。
また電気味覚計により障害の程度が測定できます。
微かな電気刺激で金属味が生じる事を利用したもので舌の上に電極をあて電流の強さを変えて測ります。
また血液検査や場合によってはMRAも必要になる事があります。
治療ですが薬剤性の例では原因となる薬剤の減量や中止や変更が必要であり口腔疾患や全身疾患によるものではそれらの治療がまず第一になります。
亜鉛栄養状態が不良と思われる場合には亜鉛の内服療法が行われ病院で処方してもらう事が可能です。
また健康食品にも少量ですが含まれています。
ただ亜鉛の内服に反応して味覚の障害が改善するのは亜鉛欠乏が原因として関与している場合だけですのでいづれにしてもまず専門医による鑑別診断が必要です。
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